私の中学3年間は学校生活と同じくらい、もしくはそれ以上に広ゼミの存在が大きかったです。そして今その広ゼミにとても感謝しています。
まずは授業について話します。広ゼミの授業では、「生徒が前に出て説明する」という事も多くありました。人に説明するのはとても難しい事です。しかし、宿題をやってくる時、自分だけが分かるような理解の仕方と、どの問題でも説明できるというような理解の仕方とでは全く違っていました。説明しようと思えば、細かい事でも気になってしまいます。そうやって自分自身に問いかけるようにすると新しい発見もできるようになりました。だからなるべくこういう気持ちで宿題をし、授業を受けてほしいです。
次に自習について。私は1、2年生の頃は部活動が終わってから自習するのは大変だと感じていました。でも、3年生でほとんど毎日来るようになってから、自習室が一番勉強しやすいと気付きました。それは、いつでも質問できる、周りに仲間がいるという環境だったからです。特に3年の後半は「同じ仲間がここで一緒に頑張っているんだ、もう少し頑張ろう」と自分を励ましながら勉強をしていました。
そして、3年生になり気が付いた事があります。それは多くのテストや問題を解いている中で、広ゼミの教材に書いてあったものをとても活用していたという事です。全く同じ問題でなくても、解き方が同じだったり、そこでのポイントがもとになっているものが多かったです。だから、α教材、X教材、理科の要点などのカンファーでしっかり理解して身につけておくのはすごく大切だったと思いました。一度そうやって覚えたら、その後でもぱっと思い出すことができ、応用問題も自然に解けるようになります。
広ゼミの一番良い所は「先生が生徒一人一人を信じてくれる」という事だと思います。テストが悪いから駄目だという事は決してありませんでした。先生はいつも生徒全員が理解するまで教えてくださるし、質問をすると必ず答えをもらうことができます。一人一人をよく分かってくれて最後まで全員に全力で指導してくださりました。私は受験が近づいてきてもテストの結果は良くないままでとても不安になりました。でも、「30年以上も生徒を導いてきて、いつでも私たちを信じてくれた朴先生についてきたのだから大丈夫」と思うことができ、それが自信につながりました。私はそんな朴先生を、そして今いる広ゼミを信じてほしいと後輩達に伝えたいです。
3年間広ゼミにいて私は本当に色んな事を教わりました。だからこれまで続けてきたことを心から良かったと思っています。そして3年間指導してくださった朴先生にとても感謝しています。本当にありがとうございました。