
私が後輩に伝えたいことは、“広ゼミでどんなに辛いことがあったとしても、最後まで諦めないでほしい”ということです。私自身、途中で嫌になって逃げ出そうと思ったことが何度もありました。しかし、3年間諦めずに勉強を続けてきたお陰で、無事合格を掴むことができたのだと信じています。
私がこの3年間、勉強をする上で、常に意識してきたことは、自習室を積極的に活用することでした。1年生の時から、“土曜日は朝から広ゼミで勉強する”ことを心がけました。自習室に行くことで、友達と会い、遊んでしまうこともありましたが、家にいるときよりも、能率よく勉強が進んだように思います。
一方、失敗であった、と反省しているのは、2年生の間の1年間の過ごし方です。2年生は1年生よりも格段にやるべきことが増えるため、毎日の復習を欠かすと、全体から落ちこぼれてしまいます。また、2年生の時の遅れをとり戻すことは、“3年生になってからでは不可能だ”と言っても過言ではありません。私は2年生のときに、気の緩みから勉強の手を抜いてしまいました。頭の片隅で、“怠けていてはならない”と思っていても、結局成績は下がる一方でした。一番深刻だったのは、3年生の12月に行われた実力テストです。あまりにも悪い結果を見て、残された時間があと2ヶ月しかないのに、はたして挽回できるのだろうかと不安になり、朴先生に相談に行きました。その時、朴先生は、ご多忙であったにもかかわらず、私の悩みに親切に答えて下さいました。
その後の2ヶ月間、私は、朴先生に教えて頂いた通り、広ゼミの教材を完全に習得しようと、全力を尽くしました。特に、数学のX教材、英語のα教材、理科の要点は、徹底的に繰り返しました。
入試本番の日、私は入試問題を見て非常に驚きました。広ゼミの教材とほとんど同じ問題が、たいへん多く出題されていたのです。問題を解いていくうちに、広ゼミの教材の素晴らしさを実感すると共に、朴先生にご指導頂いたことの有難みを感じました。
あの日、朴先生に適切なアドバイスを頂かなかったならば、附高合格は決して得られなかったでしょう。朴先生をはじめ、お世話になった方々には心から感謝しています。3年間、本当にありがとうございました。